第4回 万博の魅力②「いのちの未来を考えてみませんか」
公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会
経営企画室
西本 敬一 上席審議役
大阪・関西万博の魅力の2回目は、「いのちの未来を考える機会」です。「いのち」をテーマにした史上初の万博として、様々な切り口から「いのち」に迫ります。
○テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」
大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」です。人間だけでなく地球上の全てのいのちが輝く未来社会をどう実現するか。一人一人がいのちの未来を自ら考え、世界と共にデザインするとの想いが込められています。個人的には素晴らしいテーマと思いますが、具体的でなく分かり難いとのご意見も耳にします。万博を通じて一人一人がいのちの未来を自分事として考え、主体的・能動的にデザインして欲しいとの意図を汲み取って頂ければ幸いです。
○シグネチャーパビリオン
このテーマに真正面から取り組むのが、博覧会協会が設置するテーマ館です。シグネチャーパビリオンと呼ばれ、70年大阪万博における岡本太郎氏による太陽の塔や丹下健三氏による大屋根に相当します。今回は各界の最前線で活躍する8人のプロデューサーが8つのパビリオンを出展します。8つの切り口(いのちを知る、育む、守る、つむぐ、拡げる、高める、磨く、響き合わせる)でいのちの多様性に迫るチャレンジです。博覧会協会と8人のプロデューサーは、2020年から数十回に及ぶ会議を重ね、構想を練り、賛同する方々を募って準備を進めてきました。その成果がいよいよ皆さんの前に現実化します。皆さんもこの機会に、自分のいのち、そして地球上の全てのいのちが輝く未来社会を考えてみませんか(以下QRコード参照)。シグネチャーパビリオン <https://www.expo2025.or.jp/overview/project/>
○いのちを表すミャクミャク
ミャクミャクも「いのち」を表現したキャラクターです。2022年3月に1,898作品の中から選ばれました。作者の山下浩平氏によれば、ロゴマークをそのままキャラクターに出来ないかな?とのアイデアの下、「水の都」の水と一緒になることで、姿を変えられることをコンセプトに生み出したそうです。赤い部分は細胞で、胴体の青い部分は清い水を表しています。ミャクミャクという名前は、一般公募33,197作品から選ばれ、過去から未来へ様々なものを「脈々」と受け継いでいって欲しいとの意味も込められています。ここに来て、ミャクミャク商品も相当ラインナップが充実してきました。公式ライセンス商品を販売する全国各地のオフィシャルストアやオフィシャルオンラインストアで購入できますので、是非ともご覧頂ければと思います。
提供:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会オフィシャルオンラインストア <https://expo2025shop.jp/>
全国各地のオフィシャルストア(pdf) <https://expo2025mlo.jp/wp-content/themes/expo-2025/assets/file/officialstore_list.pdf>