- 大阪・関西万博 地方創生シンポジウム
- 日時:2025年2月14日(金)14時30分から
- 会場:東京都立産業貿易センター 浜松町館(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)
- 主催:内閣官房国際博覧会推進本部事務局
- HP:「大阪・関西万博 地方創生シンポジウム」の開催について(内閣官房HP)
大阪・関西万博に向けて取組を進めている自治体、中央省庁、各国大使館、関係企業が一堂に会し、万博を契機とした地域活性化に向けた取組の状況をシェアするとともに、国内外の関係者のネットワーキングの場として大いに盛り上がりました。
■開会挨拶
シンポジウムでは、冒頭、開会挨拶として、井上学 内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長、自見はなこ 前国際博覧会担当大臣から万博に向けた各種取組の状況や関係者への感謝の気持ちなどが述べられました。また、当連合の澤井宏文会長(大阪府松原市長)からも、万博開幕に対する期待や万博を通じた地域の魅力発信等について意気込みが語られました。
■セミナー(1)「万博により加速する地方創生」 ~万博首長連合「LOCAL JAPAN展」について~
セミナー(1)では、LOCAL JAPAN展における全14企画のうち、「日本各地の食と世界を“共創おにぎり”で結ぶ」企画から、佐賀県多久市:横尾市長、「手工芸・いろいろな素材の違い『産地の技術と魅力の共演~職人の想いをのせて~』」企画から、香川県東かがわ市:久保副市長(オンライン登壇)、「KAMAKURA&SAKE~水が織りなす日本の美~」企画から、秋田県横手市:村田副市長にご登壇いただき、各企画の出展内容や見どころ、万博に対する期待等について発言いただきました。
また、本セミナー内でLOCAL JAPAN展のPRムービーが初公開され、LOCAL JAPAN展の認知拡大と期待の向上に大きく寄与しました。
~登壇者コメント(抜粋)~
・佐賀県多久市:横尾市長
万博は未来を先取りできるチャンス。多久市としても万博へのビジョンを掲げ、そこに情熱を注ぎ、アクションを実践してまいる。
・香川県東かがわ市:久保副市長
LOCAL JAPAN展では日本人特有の繊細さや技術が詰まった伝統技術を発見し、それらが、どこで誰につくられているのか思いを馳せてほしい。
・秋田県横手市:村田副市長
会場では姫路市のお酒と横手市のかまくらの魅力を体験いただき、是非、実際に両市へも足を運んでいただきたい。
■セミナー(2)「万博を契機とした新たな取組」 ~万博を契機とした南河内の取組み~
セミナー(2)では、澤井会長と宮本裕樹 LINEヤフー株式会社事業開発本部本部長にご登壇いただき、万博を契機とした大阪府南地域とLINEヤフー株式会社の新たな連携企画についての紹介が行われました。
宮本様から、昨年リリースされた「LINEミニアプリ」の機能紹介や、それを活用した南河内地域との実証事業案についてご説明いただき、それに対し澤井会長からは「地域の魅力を発信するためにできることは何でもしていく。南河内地域がモデルケースとなって本取組を推進してまいりたい。」と連携に向けた熱意が語られました。
■ポスターセッション
シンポジウム会場では、LOCAL JAPAN展における「日本各地の食と世界を“共創おにぎり”で結ぶ」企画、「小松九谷と井波彫刻で魅せる日本の新たな伝統工芸」企画、「冨士のくに静岡 熱海・焼津の湯で最高の癒し体験を」企画の3企画グループによるブースを出展がなされ、来場者の皆様に各企画の取組や魅力紹介が行われました。
■ネットワーキング
シンポジウムの最後には、ネットワーキングが開催され、万博関係者たちによる決起集会の場として盛り上がりました。
ネットワーキングでは参加者たちによる意見交換や万博に向けた各者の取組紹介等が行われ、この場で生まれた新たな交流や関係性が万博成功の大きな弾みとなることが期待されます。