『大阪・関西万博 大屋根(リング)視察・勉強会及び国際交流・親睦会』を開催しました! | 万博首長連合
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『大阪・関西万博 大屋根(リング)視察・勉強会及び国際交流・親睦会』を開催しました!

万博首長連合による大阪・関西万博機運醸成プロジェクト『大阪・関西万博 大屋根(リング)視察・勉強会及び国際交流・親睦会』の様子をお伝えします!

  • 【大阪・関西万博 大屋根(リング)」視察・勉強会及び国際交流・親睦会】
    • 7月26日(金)
    • 13:00~ 勉強会
      講師:⽇本国際博覧会協会 三浦章豪総合戦略室⻑
      講師:中島さち子大阪・関西 万博テーマ事業プロデューサー

      おおさかATC グリーンエコプラザ(⼤阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル ITM棟11階⻄側)
    • 14:25~ 大阪・関西万博 大屋根(リング)視察
      大阪・関西万博会場(大阪市此花区 夢洲)
    • 17:00~ 国際交流・親睦会
      場所:道明寺天満宮(藤井寺市道明寺1-16-4)

今回の機運醸成プロジェクトは、第一部 勉強会、第二部 リング視察、第三部 国際交流・親睦会の三部構成。
第一部第二部では、地域経済や交流を活性化する契機となり、日本を成長させる国家イベントである万博に関する理解を深め、第三部では万博参加国の大使館・領事館の関係者の皆様と国際交流の機会を持ちました。
開幕前から万博の意義や魅力を感じられ、万博本番や万博後に向けた期待が高まる内容となりました。

総勢99名の市町村長と副市町長にご参加いただいた今回のプロジェクトは、日本国際博覧会協会をはじめ多くの関係者の皆様のお力添えで実現いたしました。

〇開会

始まりは、万博首長連合の澤井宏文会長のご挨拶。「万博のにぎわいをそれぞれの地域に波及させて、地域を活性化するための我々首連の武器はネットワーク。万博を契機に区域を越えた広域連携の仕組みづくりを万博前から図り、会期中に会場に訪れた方々に、万博後に我がまちに来てもらう。首長自ら国内外に自分のまちや地域をPRしていきましょう」と力強く呼びかけました。

日本国際博覧会協会の石毛事務総長から歓迎のご挨拶をいただきました。「万博を来年に控え、モードが建設から運営に移行している今、全国的な機運醸成がとても重要。地元が盛り上がれば、機運は必ず全国に広がります。万博首長連合の自治体参加催事『LOCAL JAPAN展』についても、協会と一緒に地域の魅力を国内外に発信していきたい」と、ともに万博を盛り上げていく各地の首長のリーダシップや情報発信力に期待を寄せられました。

〇第一部:勉強会
場所:おおさかATC グリーンエコプラザ(大阪市)

日本国際博覧会協会の三浦総合戦略室長​は、「大阪・関西万博の成功に向けて ~くるぞ万博、いくぞ万博、いかすぞ万博~」と題して、万博に向けた準備状況のご説明後、万博の魅力とその活用について講演してくださいました。

見本市から始まった万博は、今では、人類共通の課題をどう解決していくかを考え、答えを出していく場に変化しています。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする今回の万博では、参加国や企業団体等が、そのテーマを踏まえたそれぞれの切り口でのパビリオン建設やイベント企画を進めており、多様な楽しみ方ができる魅力的な万博となることが期待されるとお話され、地域での観光や経済的な活性に向けた万博の活用には、地域資源と連携し、草の根から機運醸成をしていくことが大切と結ばれました。

大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーの中島さち子氏からは、「シグネチャーパビリオン<いのちの遊び場 クラゲ館>の旅路と目指すもの」について講演をいただきました。

遊び、学び、芸術、スポーツなどを担当されている中島プロデューサーのクラゲ館は、誰しもが本来持っている多様な創造性を引き出し、そこからいのちの高まる未来をみんなでつくる、という参加型。言葉だけではなく五感を通じて新しい未来を感じながら新しい社会を共に作っていく取組を進めておられます。世界と自治体の連携についても、様々な国が万博をきっかけに日本と何ができるかを考えているので、万博を機会に色んな地域へ行ってもらう動線を作るときに子供たちや市民を巻き込んで考えていくことで、万博後も続く仕組みになっていくと、多くの市区町村にとって万博をきっかけに地域を元気にする取組のヒントになるお話を頂きました。

〇第二部:大阪・関西万博 大屋根(リング)視察
場所:大阪・関西万博会場(大阪市此花区)

リングはかなり完成に近づいていて、リング上からは多くのパビリオンも建設が進んでいるのがわかりました。日本国際博覧会協会の藁田整備局長から工事の進捗等の説明を受けた参加者からは、「情報だけでは伝わりにくいものが、実際に見てみるとわかった」「自分が見たものを発信していきたい」等の感想が聞かれました。国を挙げての国家イベントである日本国際博覧会。文化・経済・観光など、多くの面で地域を活性化できるチャンスとなることを実感できる機会となりました。

〇第三部:国際交流・親睦会
場所:道明寺天満宮(藤井寺市)

1400年以上の歴史を持つ道明寺天満宮で開催した国際交流・親睦会には47自治体、19か国が参加されました。
当連合の澤井宏文会長(松原市長)のご挨拶で開会し、地域活性化のための国際交流の促進を呼びかけられました。
続いて、自見はなこ国際博覧会担当大臣より、万博を契機とした文化、観光、ビジネス交流の重要性について力強いメッセージをいただきました。
また、万博開催都市である大阪市 横山英幸市長からは、開催都市としての意気込みとともに、日本全国の地域で一緒に万博を盛り上げたいという思いを込めたご挨拶をいただきました。
そして、ご参加いただいた万博参加国の大使館・領事館関係者の皆様をご紹介させていただきました。19か国28名の皆様は、会場内で時間一杯、市町村長をはじめとする参加者と交流され、親睦を深められました。

最後に、本国際交流会・親睦会を主体となってご準備くださいました南河内6市長にご登壇いただき、岡田一樹藤井寺市長からご挨拶をいただきました。

本親睦会では、日本の伝統文化である野中太鼓を藤井寺市野中太鼓保存会が披露され、獅子舞も登場し、盛り上がりをみせました。また、会場では南河内地域の特産品が振る舞われ、各国大使館、総領事館関係者に日本地域の魅力や伝統文化をご体感いただきました。

会の中盤には西アフリカ・ブルキナファソの伝統楽器を用いたライブ演奏、会の終盤には大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーである中島さち子氏率いるクラゲバンドの演奏が披露されました。
多様な国の音楽が会場を盛り上げ、国境を越えて参加者が一体となり、活発な交流が行われました。

会場1階には、万博首長連合として『能登半島地震復興支援ブース』を設置し、石川県輪島市、富山県氷見市パンフレット等を配架し、2市の魅力を国内外の参加者へ向けてPRしました。こちらの会場でも、多くの参加者が親睦を深められました。

参加国:大韓民国、ミクロネシア連邦、ドミニカ共和国、パナマ共和国、ボリビア多民族国、ウズベキスタン共和国、オランダ王国、キルギス共和国、コソボ共和国、スイス連邦、スロベニア共和国、チェコ共和国、バーレーン王国、エチオピア連邦民主共和国、ジンバブエ共和国、タンザニア連合共和国、ブルキナファソ、リベリア共和国、レソト王国

 

【Resolution of LOCAL JAPAN展 〜地域が創る日本と地球のいのち輝く未来〜】
日程:2025年7月28日〜31日(予定)
場所 EXPOメッセ wasse 南側(予定)

万博で実施される自治体参加催事として、都道府県を越えて基礎自治体が共創する唯一の催事。
東北から沖縄まで、25都道府県43市町村が出展し、自治体同士が各々の地域の魅力を掛け合わせて14の共創コンテンツを魅せます。
万博会場で地域の魅力の一端を体感し、現地で本物をより深く知りたくなる催事を目指しています!

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