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企画情報

2025.08.18

Resolution of LOCAL JAPAN展 開催レポート

 万博首長連合は、2025年7月28日から31日までの4日間、大阪・関西万博にて、都道府県の枠を超えた、地域に溢れる「日本の奥深さ」を五感で楽しみ、味わっていただく体験型の共創催事「Resolution of LOCAL JAPAN展 ~地域が創る日本と地球のいのち輝く未来〜」を開催いたしました。ご来場の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。おかげさまで大盛況の4日間となりました。心より感謝を申し上げます。

1.開催概要(総括)

名称Resolution of LOCAL JAPAN展〜地域が創る日本と地球のいのち輝く未来〜 
会期 2025年7月28日(月)~7月31日(木)
会場大阪・関西万博会場 EXPOメッセ会場 WASSE 南側
主催者2025年日本国際博覧会とともに、地域の未来社会を創造する首長連合 
出展自治体    25 府県 43 市町村 

村上市(新潟県)、松原市(⼤阪府)、有⽥市(和歌⼭県)、⻑⾨市(⼭⼝県)、多久市(佐賀県)、京丹後市(京都府)、泉⼤津市(⼤阪府)、箕⾯市(⼤阪府)、泉南市(⼤阪府)、沖縄市(沖縄県)、那須塩原市(栃⽊県)、豊中市(⼤阪府)、安芸⾼⽥市(広島県)、徳島市(徳島県)、泉佐野市(⼤阪府)、益⽥市(島根県)、⾙塚市(⼤阪府)、東かがわ市(⾹川県)、須崎市(⾼知県)、岸和⽥市(⼤阪府)、越前市(福井県)、三⽊市(兵庫県)、南砺市(富⼭県)、⼩松市(⽯川県)、三条市(新潟県)、甲賀市(滋賀県)、鈴⿅市(三重県)、所沢市(埼⽟県)、狭⼭市(埼⽟県)、⼊間市(埼⽟県)、⽣駒市(奈良県)、熱海市(静岡県)、焼津市(静岡県)、三島市(静岡県)、枚⽅市(⼤阪府)、和泉市(⼤阪府)、箱根町(神奈川県)、浜⽥市(島根県)、⻄都市(宮崎県)、⻄⽶良村(宮崎県)、⽊城町(宮崎県)、横⼿市(秋⽥県)、姫路市(兵庫県)  
来場者数45,500 人
(内訳)
7/28(月)12,000 人
7/29(火)11,400 人
7/30(水)11,200 人
7/31(木)10,900 人

2.謝辞

 ・澤井 宏文 会長(大阪府松原市長)

 「LOCAL JAPAN展へお越し頂きまして心から歓迎をいたします。伊東大臣をはじめ、国、協会、各国大使館、関係者の皆様そして、多額の寄付を賜りました皆様方、会場の皆様方に感謝を申し上げます。我々の会は669の市区町村からなる団体であります。万博の賑わいをそれぞれの地域に波及させ、まさに地域活性化、地方創生に繋げる、そして万博レガシーを構築するために日々活動をさせていただいております。669のそれぞれの地域には素晴らしいもの、素晴らしいところ、美味しいもの、地域資源がたくさんあります。すなわち、日本の宝というものは地域にあるということです。今日はそういった、全国、世界に誇れる我々のこの魅力、“日本の宝”というものを43の市町村が、まさに共創、一体となって、全国、世界へと発信していきます。また、主催者ブースも含めると参画いただいた自治体は300にも及び、これは史上初の取り組みであります。ぜひ皆様には、“日本の宝”をご覧いただき、見て触れて感動していただき、食べて飲んで、味わっていただきたいと思います。ぜひ皆様、4日間大いに楽しんで参りましょう。」と、ご来場いただいた全ての皆様へ本展の魅力を発信いただきました。 

・伊東 良孝 国際博覧会担当大臣

 「自治体関係者、各国大使館領事館、ご支援いただいた企業の皆様等、たくさんのご参加のもと、LOCAL JAPAN展が盛大に開催されますことを心からお慶びを申し上げます。この万博を契機に、都道府県域を超えた広域連携が生まれておりますこと、また、国内のみならず、外国のそれぞれの国々との交流も含めて、広域連携が機能していることを大変嬉しく思っております。このような取り組みが地域へ誘客促進となり、また万博参加国への地元産品の外商の拡大等によりまして、各地域の地方創生加速化につながることを大いに期待をいたしております。政府といたしましても、全国の市町村と一丸となって、この万博の成功に向けて引き続き努力を重ねて参りたいと思う次第であります。大いに成果を上げていただきますことを心からお祈り申し上げます。」 と、本催事のみならず今後の取り組みへの期待のお言葉をいただきました。

• 藤田 彩月 クリエイティブディレクター

 「本催事は、基礎自治体に焦点を当て、解像度を上げて「日本」を知っていただくコンテンツが盛り沢山です。43自治体が参画、6つのテーマ、14のメインコンテンツを共創し、万博弁当、ご当地キャラクターショー、他特別企画で構成しております。主催者ブース等も含めると、約300自治体にご参画いただいております。入口の暖簾を潜れば、五感を開いて、各地を旅するように「LOCAL JAPAN」を丸ごと体験いただけます。新たな出逢いが、いのち輝くヒントとなりますと幸いです。史上初となる共創催事に御尽力いただきました、全ての皆様に心より感謝を申し上げます。」と本展のコンセプト説明とともに来場者に楽しんでいただけるよう各体験コンテンツの魅力をお話しいただきました。

・テープカット

・テープカット後の記念撮影

3.共創グループ別実施状況まとめ

本展を構成する6テーマ

 本展では、来場者の皆様に「LOCAL JAPAN」を楽しみ、各地域の魅力を存分に知っていただく切り口として、本展を6つのテーマで構成しました。

【1.日本各地の豊かな自然】
 日本には四季があり、地形に応じ、多様に暮らしが発展しています。
 本テーマでは、富士の麓からの源泉や、街道沿いに栄えた市町の江戸時代体験をお届けしました。 

【2.味わう農と食の豊かさ】
 「和食」は「自然を尊ぶ」日本人の気質に基づいた食の習わしとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
 本テーマでは、その代表格であり、長く愛される「おにぎり」「お茶」を中心に味わい豊かな体験をお届けしました。 

【3.お祭り的多文化交流】
 日本の祭りは「神仏や祖先、自然界への感謝」を起源とし、各地の風習により今に伝わります。
 本テーマでは、御神事の神楽、各地の祭り、音楽が、垣根を越えて共創した前代未聞のステージをお届けしました。

 【4.いのちを繋ぐ日本的霊性】
 今回の万博のテーマは「いのち」 。本テーマでは、生命の根源「水」でつながる「かまくら」と「日本酒」、五穀豊穣や無病息災を願う「神楽」と「祭り」を通じ、奥深い美しさをお届けしました。

【5.健やかに生きる長寿の知恵】
 長寿国と言われる日本には、心身を労わる「養生」の考えがあります。
 本テーマでは、健康や美容のヒントを詰め込んだリラックス体験をお届けしました。 

【6.文化・伝統技法を未来へ】
 日本はものづくり大国とも言われ、土着の精神や文化の影響を受けた手仕事が多くあります。本テーマでは、息を呑むほど繊細で壮大な作品と文化体験をお届けしました。

14のメインコンテンツ

 ここからは、上記6テーマそれぞれに該当する14のメインコンテンツと参加自治体を一通りご紹介します。

1)小松九谷と井波彫刻で魅せる日本の新たな伝統工芸

 石川県小松市の「九谷焼」と富山県南砺市の「井波彫刻」がコラボレーション。両市の作家、職人が数十名集い、それぞれの技と感性を掛け合わせ、一から企画し、共同作品『未来へ繋がる山門』が完成、展示されました。職人の磨き上げられた技術力によって創り上げられた品々を間近でご覧いただき、数百年の歴史を持つ伝統工芸の魅力を存分に感じていただける共創展示となりました。多くの方々が足を止め、直接作品へ触れて九谷焼作家による解説を受け、細部まで洗練された作家それぞれの作品表現に目を奪われていました。井波彫刻職人による彫刻の実演も行われ、立体的で躍動感のある作品を作りあげる工程、その眼差しを堪能していただきました。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_japanese-handicrafts/

2)打刃物の奇跡が織り成す鋭刃の饗宴

 兵庫県三木市の「三木金物」と福井県越前市の「越前打刃物」がコラボレーション。両市は日本有数の刃物産地で、その伝統と技術を結集した2体の巨大オブジェ、「金物鷲」と「昇龍」が、職人の手によって会場に組み上げられました。本展最大規模となり、さまざまな角度から光りを放つ迫力ある展示となりました。職人自ら、脈々と伝わる技術や「金物鷲」と「昇龍」に使用される刃物の種類、製造方法などの解説が行われ、来場者へ作品自体の美しさやストーリー、多様な産業を支える技術力の高さが披露されました。ところどころに隠れミャクミャクも。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_blade/

3)鉄と土と火と、

 新潟県三条市の「金属加工」と滋賀県甲賀市の「信楽焼」がお目見え!どちらも古くから続く「ものづくり」のまち。両市は、自然素材が豊かなことから「ものづくり」が盛んとなり、さらに産業にまで発展している点が特徴的です。会場では、それぞれの職人が実演と展示にて、技術を丁寧に解説しながら披露されました。手を加えることで瞬く間に形を変え、作品へと仕上げていく過程を、大人も子供も真剣なまなざしで見つめていました。ブース奥には名産の品々等の展示があり、どこをみても両市の魅力を堪能できる展示となっていました。ポンポン酒のガチャは大好評、始まるや否や長い行列ができるほどの人気ぶりでした。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_manufacturing/

4)未来への共奏~いのちを響き合わせるステージ~

 大阪府豊中市の「とよなかピアノ(奏者:同市出身の西村由紀江さん)」、沖縄県沖縄市の「エイサー」「カチャーシー」、栃木県那須塩原市の「合唱(オーストリア共和国リンツ市との合唱も)」が、“音”のジャンルを越えて「共奏」、「共創」を表現!単独ステージでは、それぞれの豊かな音色が奏でられ、次第に、日頃交わることのなかった旋律が、地域や文化、時代を越えて、ひとつの生命となって躍動する、前代未聞のステージを披露されました。多世代が交流する様子、ジャンル異なれど根底で繋がる心、それらを繋ぐ音楽。目を潤ませる観客もいるほどの心あたたまるハーモニーでした。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_resonating/

5)日本の伝統文化 舞!踊る!!

 広島県安芸高田市の「ひろしま安芸高田神楽」と徳島県徳島市の「阿波おどり」が史上初のコラボレーション。数々の協議と稽古を重ね、互いの文化、舞、踊りを引き立て合うステージを共創披露されました!地域の歴史と人々の祈りを紡ぎ続けてきた“生きた伝統文化”が、今なお鮮やかに「舞」「踊り」に宿っていました。それぞれについての解説、音頭の取り方、手や足の動かしかたのレクチャーもあり、観客も振りを実践しようと、会場は一体感に包まれます。「ひろしま安芸高田神楽」と「阿波おどり」の異なるリズムが交わる瞬間、ここでしか味わえない魂の共鳴を、肌で感じられる舞台となりました。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_mai-odoru/

6)開運招福・舞を通じた鼓舞の力

 島根県益田市の「石見神楽」と大阪府泉佐野市の「まくらまつり」のエネルギッシュなステージを披露されました。実は、運営として一番の警備体制となるほどの迫力ある舞台でした。それほど大きな全長5mの「まくら」と「神輿」が良縁や安産、豊作や豊漁を祈願するお祭りを。そして、哀愁ある笛の音、活気溢れる太鼓囃子、豪華絢爛な衣装が特徴的な「石見神楽」。まるで本場のお祭りをみているかのような迫力、開運招福の舞で会場内が包まれ、展開される物語に息を呑む。鼓舞の力を存分にお楽しみいただける新たな共創ステージとなりました。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_happiness/

7)人々のくらしと共に舞い続けられてきた神楽と職人の技

 島根県浜田市の「石見神楽」、宮崎県西都市・木城町の「米良の神楽」が神楽尽くしの越境した共創ステージを披露されました。「石見神楽」では、次世代を担う子ども達が ”恵比須”、また”大蛇”と”頼政” を日替わりで上演。恵比寿では飴を撒き、ラッキーなー観客は飴をゲットして舞台に魅入る一コマも。「銀鏡神楽」では宮司以外舞うことができない”西之宮大明神”、「尾八重神楽」では修験者特有の所作である”ヘンベ(反閇)” や ”カラス飛び”、「中之又神楽」では狩猟儀礼を反映した演目が随所にあり、神楽と言っても一括りにできない多様な舞のかたち、そのこころを、舞手自ら解説いただき、神楽を間近にご堪能いただくステージとなりました。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_kagura/

8)KAMAKURA & SAKE ~ 水が織りなす日本の美 ~

 秋田県横手市の「横手のかまくら」と兵庫県姫路市の「播磨の日本酒」が、生命の根源である「水」をテーマに共創。日本は古くから”水の国”とも言われ、水神様を祀ることを起源とした「かまくら」と、広く愛され神事にも遣われる「日本酒」がコラボレーション。水が豊かであり、畏敬の念があるから育まれる魅力を展示いただきました。炎天下の真夏にかまくらを実物展示ということで、企画段階から閉幕までスタッフ一同が見守る中、無事大盛況となりました。横手市内の中学生が考案した伝統衣装を用いたおもてなしのフォトサービスや、4日間日替わりで播磨の日本酒の飲み比べ体験ができるなど、驚きと味わいを堪能、来場者は両市の文化や観光情報に耳を傾け、賑わいをみせていました。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_kamakura-and-sake/

9)日本各地の食と世界を”共創おにぎり”で結ぶ

 新潟県村上市、大阪府松原市、和歌山県有田市、山口県長門市、佐賀県多久市の特産品を活かした「共創おにぎり」が振舞われました。フードコーディネーターの神谷よしえさんと各市の代表者が地域の風土や歴史をPRし、来場者は鴨葱や塩引鮭、みかん、佐賀牛、黒かしわなど多彩なおにぎりを楽しみました。おにぎりのコース提供のほか寿司・おにぎりづくり体験も大盛況で、すべての予約が即完するほどでした。各地の魅力を語る代表者の情熱が共創の精神を生み出し、参加者には日本の食文化の深さを再認識する貴重な体験をご堪能いただきました。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_onigiri/

10)Tea Journey ~日本茶の文化と風味を楽しむ~

 埼玉県所沢市、埼玉県狭山市、埼玉県入間市、奈良県生駒市、三重県鈴鹿市が共同で出展し、茶の文化に触れ、味わい、五感で楽しむ体験型の展示が行われました。職人による手揉み茶の実演や、500年前から作られている高山茶筅の制作実演が行われました。来場者は、日本茶インストラクターの説明を聴きながら、産地の特徴や違いを楽しむお茶の飲み比べに喉を潤したり、鈴鹿と狭山の抹茶を使ったお抹茶点て体験に興味津々でご参加いただいたり、お茶を楽しむ姿が見られました。また、茶葉や茶筅の販売もあり、日本茶の魅力が溢れる香り豊かな体験ブースとなりました。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_tea-journey/

11)手工芸・いろいろな素材の違い『産地の技術と魅力の共演 ~職人の想いをのせて~』

 伝統の手仕事による工芸品をテーマに、大阪府岸和田市の「桐たんす」「だんじり彫刻」、大阪府貝塚市の「つげ櫛」「だんじり彫刻」、香川県東かがわ市の「手袋」、高知県須崎市の「虎斑竹(とらふだけ)」の竹細工を展示。産地ならではの素材、それぞれに伝承される技術が光る展示となりました。また、会場には4市よりそれぞれの職人が日替わりで登場し、伝統の技を目の前で実演。来場者へ制作への想いを語りました。実際に、来場者が工芸品の製作体験をできるワークショップコーナーもあり、思い思いの作品を作って技術や工芸に身近に触れていただいたり、4市のご当地キャラクターガチャも長い行列ができるほど、連日大好評でした。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_craftsmanship/

12)古き良き、江戸時代へタイムスリップ

 街道沿いに栄えた東西4市町の体験型ブース。大阪府枚方市の「くらわんか舟(当時は舟でお商売)」と静岡県三島市の「籠(江戸時代の移動手段)」のフォトスポットコーナーでは、江戸時代の衣装で記念撮影ができ、「三嶋暦」は実際に刷ってトートバッグをプレゼント。大阪府和泉市の「浮世絵版画摺り」では摺りを重ねることで出来上がる浮世絵づくりを自らの手で摺り、お土産に。神奈川県箱根町の「箱根寄木細工」はゲーム的な開け方にチャレンジ、「ミニわらじづくり」では自ら制作できる体験コーナーがありました。それぞれ、江戸時代の世界観を体感できるブースには連日、多くの来場者の行列ができ、各市町の魅力を存分に楽しんでいただきました。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_edo-period/

13)富士のくに静岡 熱海・焼津の湯で最高の癒やし体験を

 静岡県焼津市と静岡県熱海市による、2つの温泉地の源泉を直送した「足湯」と「食文化」によるおもてなしに包まれた体験型ブース。来場者は、万博会場中を歩いて疲れた足を癒し、源泉の気持ちよさを体験しようと、足湯体験コーナーは連日即満席に。目前の迫力あるスクリーンに広がる熱海・焼津の絶景観光スポットをご覧いただき、食文化を味わう試食と共に、癒しの旅を身近に楽しんでいただく体験型ブースとなりました。親子連れ、旅好きの方、幅広い世代の方々が訪れ賑わいを見せていました。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_footbath/

14)いのち輝く 健康・美・長寿ツーリズム

 京都府京丹後市、大阪府泉大津市、大阪府泉南市、大阪府箕面市が「健康・美容・長寿」をテーマにコラボレーションしたリラックス体験ができるブース。各市の自然豊かな絶景や文化的な場所など押しスポットを大迫力の映像でお届け。アロマの香る空間で癒されるとともに次の旅先に思い馳せたり、両サイドに展開される2日間交代制の展示では各市の特産物を触れたり味わったり、思い思いに楽しんでいただけるブースとなりました。初日は泉南アンバサダーの優木まおみさんから各市の魅力を紹介いただく場面も。ウェルネスを意識した「健康・美容・長寿」についての各市の取り組みを体験型でご覧いただきました。

詳細はこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/group_tourism/

4. 主催者コンテンツ実施状況まとめ

・オープニングセレモニー

 LOCAL JAPAN展の開催にあたり、ご尽力いただいた自治体、国、企業、関係団体、大使館など、総勢100名を超える方にご出席いただき、オープニングセレモニーを執り行いました。澤井会長と伊東国際博覧会担当大臣からご挨拶をいただき、本展のクリエイティブディレクターである藤田氏から催事コンセプトや見所について説明がありました。テープカットにはミャクミャクも登場し、LOCAL JAPAN展の開幕を盛り上げてくれました。全国各地から朝早くのご参加、誠にありがとうございました。

・万博弁当

 食材1つ1つの生産者や自治体、その生産背景や想い、工夫を知っていただくことを目的につくったお弁当。 “日本の「おいしい!」を再発見しよう!” と、全国各地の自治体や生産者等が、次世代に残したい伝統技法や地球にも人にも優しい素材など、自慢の産品を持ち寄り、『万博弁当~手のひらに乗る地域産品の祭典~』の販売しました。企画から実現まで約2年半の期間を要し、企画当初から延べ100を超える自治体にご参画いただく一大プロジェクトとなりました。一冨士ケータリング株式会社さまに開発、製造、当日の販売のご協力いただき、4日間で800食の限定販売でしたが、毎日、販売から2時間以内に売り切れるほど大好評でした。生産者の皆様、日頃より素晴らしい食材をありがとうございます。自治体の皆様、ご協力いただき大変ありがとうございました。

詳しくはこちら https://mayoralalliance.jp/localjapan2025/banpakubento/

・首連ブース

 主催者ブースでは”コミュニケーション” “RESOLUTION(解像)”をテーマにお迎え。来場者の皆様が、「LOCAL JAPAN展」の各種コンテンツを体験した最後に、「日本の好きなところは?」​「お気に入りの地域は?」​という問いに自由に答えてもらうコミュニケーションボードを用意。当初想定していた枠には収まらないほど書き込みで一面びっしり。地域のおすすめ紹介や、←(矢印)で他の来場者様への追加コメントなど、心温まるコミュニケーションが交わされ、ボードが完成しました。右中央には、万博首長連合の活動テーマ「地域と人と時を 繋ぐ 紡ぐ」の言葉を載せた「”Resolution” MOSAIC ART」、解像度を高め、アートへ歩み寄ると地域を間近に観られるフォトスポットに。会員自治体169自治体から寄せられた地域の景色(写真)で制作しました。お隣には、本展参加の43自治体それぞれの暮らしや旅先の光景を覗いていただける映像を投影。お帰りには、次の旅先のヒントとしていただけるよう地域情報が載った「地域とつながるローカルジャパンきっぷ」を特別記念品として思い思いにお持ち帰りいただきました。ご来場の皆様、地域とのつながり、そして自地域の魅力発信、LOCAL JAPAN展へのご参加をありがとうございました。

・おもてなしコーナー

 「おもてなしコーナー」では、広場内のスペースを活用し、14自治体が思い思いに特産品等の紹介、体験配布を行い、来場者をおもてなしいただきました。特産品の試飲や試食には行列ができ、あっという間に配布が終わってしまうほど盛況でした。来場者に喜んでいただきながら、自治体のPRにつながりました。

•ご当地キャラクターショー

 (一社)日本ご当地キャラクター協会様のご協力のもと、会場内ステージにてキャラクターショーを開催しました。普段はなかなか出会えない全国各地のキャラクターが集結し、各自治体の見所紹介やPRを行いました。ステージはいつも大盛況で、初回や最終日には、万博首長連合の活動テーマ「地域と人と時を 繋ぐ 紡ぐ」をコンセプトに作詞作曲いただいたテーマソングの生演奏や、万博首長連合の事務局員有志が一緒に踊るステージもあり、大盛り上がりなステージイベントとなりました。

5. 最後に

 大阪・関西万博での『Resolution of LOCAL JAPAN展〜地域が創る日本と地球のいのち輝く未来〜』は開催にあたり、約2年の準備期間を要し、会期中は総勢1500人を超えるスタッフ・関係者のご協力のもと無事に開催することができました。本催事にあたりご支援、ご協力いただきました皆様方には改めて深く感謝を申し上げます。会期中から直後、「4日間だけなんてもったいない」「どれもが体験型になっているのが素晴らしいですね!」「これまで万博何回も来たけど、LOCAL JAPAN展が1番面白い」といった声が寄せられ、スタッフ一同感動と感謝を胸に抱いております。今回のイベントでの展示や舞台、各種プロジェクト、共創していただいた自治体職員をはじめ担い手の皆様との関係性、ネットワークを“万博レガシー”と捉え、引き続き、地域の魅力を磨き上げ、日本、そして世界へ発信していけるよう努めてまいります。引き続き、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。今後とも、共に地域の発展に寄与できる関係を築いていければ幸いです。

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